福岡では桜が見ごろを迎えています
今週は天気も良く、少し暖かくなるそうで
春の陽気に誘われてピクニックにでかけたくなりますね
さて、今回のブログは先日「あかつき便り春号」でお届けした
スパイスについてご紹介します!
スパイスとは
くせになる辛さと独特な香りで人々を虜にするスパイス・・・
その数なんと350~500種類と言われています!!
植物から採取されるもので、料理に香りや色を出すために用いられてきました。
似たものにハーブがありますが、スパイスとハーブに明確な違いはなく、
一般的に植物の葉や花、茎を「ハーブ」、根や種子などを「スパイス」と呼びます
日本人に馴染みのある山椒やわさびも実はスパイスの一種です。
近年はエスニック料理ブームに加えスパイスカレーやクラフトコーラなど
スパイスを使用した料理が増え、より身近にスパイスを感じられるようになりました。
スパイスのはたらき
①香り付け
カレーに欠かせないクミンや食欲をそそるガーリック、爽やかな香りのカルダモンなど
多種多様な香りで料理の幅を広げる
②色付け
パエリアに使われる黄色いサフランや、
トッピングにも使われる赤いパプリカパウダーなど料理を彩る
③辛味付け
HOTな辛さの唐辛子、シビれる辛さの山椒、ツーンと鼻を刺激するわさびなど
料理にアクセントを与える
④臭みけし
ハンバーグに使われるナツメグや、肉も魚も相性抜群なローズマリーなど
臭みを消してうま味を引き立たせる
スパイス≠からい
「辛い」というイメージが強いスパイスですが、
実際に辛いスパイスは全体の1~2割程度。
日本は気候風土に恵まれ、新鮮な食べ物を容易に手に入れることができます。
そのため、強い香り付けや消臭効果が必要なく、わさびや唐辛子など
辛みのアクセントをつける目的でスパイスが使われてきました
私たち日本人はスパイス=辛いというイメージを持ちますが、
スパイスの最大の特徴は、辛い<香りがあること。
スパイスの数だけ香りがあり、組み合わせることで
おいしさの幅は無限大になります!!
からい!は おいしい!
スパイスの魅力は辛いだけじゃない!とは言っても、辛さも魅力のひとつ
しかし辛みは味覚に含まれず、舌にある味蕾では辛みを感知できません。
辛いものを食べて痛い!と感じることがあるように、辛味は味ではなく痛み
その痛みを抑えようとして出るβーエンドルフィンという物質が、
陶酔感や幸福感をもたらすため、私たちは辛みをおいしく感じ病みつきになるのです
くらしにスパイスを!
スパイスは料理だけでなく昔から薬としても使われており、
日々の健康管理や美容に役立つとされています。
手の込んだ料理でなくても、ひとふり料理に加えるだけで手軽に
「おいしい+健康」を叶えることができます
また、スパイスの香りや味わいが加わることで減塩にも繋がります◎
ひとふりスパイス!
①爽やかで上品に! ホットミルク×カルダモン
②食欲を誘うエスニックの香り 納豆×クミン
③大人の味に返信 マヨネーズ×山椒