ようやく暑さが和らいできて、秋の訪れを感じられ始めましたね🍁
個人的な「秋の訪れを感じるポイント」は、
「コンビニや飲食店でさつまいも系のスイーツ・ドリンクの販売がスタートする」ことです🍠
たとえ外気温が暑くても、さつまいも系の新商品を見ると「秋が来るんだな~」としみじみして
ついつい手が伸びてしまいます🍠🍠
さて、今回のブログは先日「あかつき便り秋号」でお届けしたテーマ、『鉄分』についてです。
鉄分の働きとは?
体内の鉄の多くは、血液中の赤血球に含まれるヘモグロビンの材料になっています。
ヘモグロビンは、酸素を身体の隅々まで届けたり、溜まった二酸化炭素を回収したりする働きがあります。
ところがこのヘモグロビンは、体内で鉄が不足すると新たに作られなくなってしまいます。
すると身体は貧血状態となり、様々な症状があらわれます。
「貧血」というと立ち眩みのイメージが強いですが、それ以外にも様々な不調を引き起こします。
鉄分不足チェック
鉄が不足すると、体の疲れをはじめとした不調があらわれやすくなります。
以下の項目に当てはまるものがあるかどうか、チェックしてみましょう。
これらの症状は他の原因でもあらわれますが、多くあてはまる場合は鉄不足、貧血の可能性があります。
また、他にも下の図のような症状があらわれます。
鉄分の1日摂取目安量は?
鉄分は幅広い食品に含まれていますが、栄養バランスが偏ると不足する可能性が高い栄養素です。
鉄の推奨摂取量は年齢や性別によって異なります。
【30~49歳の場合】(1日の摂取目安量)
男性:7.5mg
女性:6.5mg
摂り方を工夫しよう
食品中に含まれる鉄は以下の2種類があります。
~摂取のポイント~
体内への吸収率はヘム鉄が10~20%、非ヘム鉄が2~5%と言われています。
しかし、同時に摂取する栄養素によって吸収率が変わるので、
食べ合わせの食材に工夫して効率よく鉄分を摂取しましょう。
【吸収率がUPする栄養素】
①ビタミンC
②動物性たんぱく質
③クエン酸
【吸収率がDOWNする栄養素、状態】
①タンニン
②不溶性食物繊維
③胃酸不足
いかがでしたでしょうか。
秋は美味しい物が溢れ、食の誘惑が多い季節です。
普段の食生活を見直し、できる限りバランスの良い食事を心がけ、鉄分やその他栄養素をバランス良く摂取していきましょう。